2017年2月25日 admin

オーバーホールをすれば一生使い続けられる

機械式時計の特徴として、時計内部のゼンマイが解ける力を利用して動いているので、クオーツ式時計ほどの精度で時を刻むことは出来ません。振り子の振動数が余りにも違いすぎるからです。しかし、電池を全く使わずに動き続けることから、定期的なオーバーホールメンテナンスをしながら使えば、世代を超えて一生モノとなり得ます。機械式時計は、内部で複雑な動きをしており、各金属部品にはオイルが塗布されていて、金属の摩耗を防ぐよう作られています。しかし、オイルの劣化は時間と共に進むので、潤滑油としての役割が落ちてしまう3年から4年の周期でオーバーホールが必要になるわけです。外側は日頃から手入れを自分で出来ますが、内部については分解と組み立て作業が伴うので、時計職人以外は出来ません。

時計職人の確保が購入よりも先に必要

高級な機械式時計ほど、内部に使われている部品点数が多くなり、精度と耐久性が高められている構造をしています。オーバーホールの代金として4万円前後が3年から4年サイクルで掛かってくることも、安物の時計でオーバーホール代金を掛けられない理由となるでしょう。定期的なオーバーホールを時計職人に依頼する必要から、機械式時計には高級品が多くなり、優秀な時計職人でなければ内部構造が複雑すぎてオーバーホール作業が出来ないことも少なくありません。一生使い続けられるほどの機械式時計には、優秀な時計職人の確保こそが最初に必要となるでしょう。気に入った機械式時計を見つけた時には、オーバーホールを頼める時計職人の確保が購入よりも先に必要となるわけです。

グランドセイコーは、長年にわたって本格的な腕時計を嗜好するユーザーから支持され続けているブランドです。